「これなに？？」って思ったあなたへ！ホームセンターで見かける謎の金具“オールアンカー”を解説！

こんにちは！

暮らしの「ちょっと困った」を解決、柴山金物店です。

ホームセンターの工具売り場を歩いていると袋に入った見慣れない金属の部品がズラリと並んでいて「えっ、これ何？ネジじゃないの？ボルト？でもちょっと違う・・・」と不思議に思ったことありませんか？

一見するとネジのようにも見えるけど、先端が割れていたり、ワッシャーがついていたり、芯のような棒が飛び出していたり・・・etc.パッケージには「オールアンカー」や「施工アンカー」なんて書いてあるけど、正直それを読んでもピンとこない。工具を使い慣れていない方やDIY初心者にとっては、まるで謎の金属パーツにしか見えないと思います。しかもこういう部品って他のネジやビスと一緒に並んでいるから余計に混乱するんですよね。「これも壁に使うの？」「どうやって取り付けるの？」「工具は何がいるの？」「そもそも本当に自分に必要なの？」――疑問だらけでスルーしてしまうのも無理はありません。

でも実はこれ、コンクリートやブロックに物をガッチリ固定するための頼れる金具なんです。見た目はとっつきにくくても、仕組みさえ分かれば意外とシンプルでDIYでも現場でも大活躍してくれるアイテム。今回はそんな「？？？」から始まる金具オールアンカーについて、分かりやすく紹介していきます。

アンカーのナットを締めていくと内部のコーンが押し込まれ、それによって外筒が中で広がりコンクリートに固定されます。これでガッチリと強度の高い固定が完成。
※注意：一度固定すると外すのは難しいので、位置決めは慎重に！

3. よくある失敗例と注意点

・下穴が浅い、またはサイズが合っていない

アンカーは「中で広がる」ことで固定されるので、下穴が浅いと最後まで入らなかったり、広がりが不十分で強度が出ません。また、ドリル径が小さすぎると挿入すらできません。

→使うアンカーのサイズに対応したドリルを必ず確認しましょう。

・下穴の中に削りカスが残っている

穴の中に削りカスが溜まっていると、アンカーが奥まで入らず、固定不良の原因になります。

→下穴を開けたら、ブロワーや掃除機などでしっかり掃除を！

・取り付ける素材と相性が悪い

木材や石膏ボードなど、柔らかい素材にはオールアンカーは不向きです。必ず「コンクリート」「ブロック」など硬い素材に使いましょう。

・取り付け位置の失敗

1度入れると抜けにくいので「やっぱり位置を変えたい」と思っても遅いです。

→鉛筆などで事前にマーキングして位置をしっかり決めてから作業しましょう。

4. まとめ：オールアンカーは使い方さえ分かれば便利なアイテム！

ホームセンターで見かける“オールアンカー”はコンクリートやブロックなどの硬い壁に金具をガッチリ固定したいときに使う、とても頼りになる道具です。見た目はちょっと複雑そうですが、手順さえ覚えれば初心者でも十分に使いこなせます。DIYで外壁や屋外設備を設置したいとき「ネジが効かないな」と感じたら、ぜひこのオールアンカーの存在を思い出してください。

どれを選べばいいか迷ったときは、柴山金物店にぜひご相談を！用途や素材に合わせて、最適なアンカー選びをお手伝いします。

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「これなに？？」って思ったあなたへ！ホームセンターで見かける謎の金具“オールアンカー”を解説！

目次

1. オールアンカーってなに？

2. どうやって使うの？取付け手順を分かりやすく解説

手順①：コンクリートに下穴を開ける

手順②：アンカーを差し込む

手順③：ナットを締める