これ1本でだいたいOK!万能ウレタンボンド・マルチボンドSC-1000を解説!

こんにちは!

暮らしの「ちょっと困った」を解決、柴山金物店です。


どんな素材でも“ガッチリ”くっつく!これぞ万能ボンド

ボンドネタが続いてますがお付き合いください!!!

木でも、金属でも、コンクリでも・・etc.
「とにかく強いボンドないの?」と聞かれたら、迷わずおすすめしたいのが
”マルチボンド SC-1000”です。

このボンド、名前の通り“マルチ”。
木材・鉄・コンクリート・プラスチック束・断熱材など素材をほとんど選ばずに強力にくっつけられる万能タイプなんです。

しかも固まるとガチッと硬く、床の束や根太をしっかり固定できるほどの強度。DIYレベルを超えて、プロの現場でも採用される本格仕様です。
でも「業務用」といっても難しいわけではなく、1液タイプだから混ぜる必要もなし。
家庭の補修や簡単なリフォームにも十分使える扱いやすさも魅力です。

本来は床施工(床鳴り防止や束の固定など)に使われる接着剤ですが、強度・耐熱・耐水性のバランスが良いので「どんな素材にも強くくっつくボンドが欲しい」という人にもぴったり。

この記事では、そんなマルチボンドSC-1000の万能性と本来の使い方
分かりやすく紹介していきます。 


🔍目次

  1. マルチボンドSC-1000とは?

  2. どんな素材に使える?万能ボンドの実力

  3. 強力なのに使いやすい!4つの特徴

  4. まとめ:家庭でも使えるプロ品質の1本


1. マルチボンドSC-1000とは?

「マルチボンドSC-1000」は、佐藤ケミカルというメーカーが出しているウレタン系の強力ボンドです。プロの床職人やリフォーム業者がよく使っている、いわば“現場用の頼れる1本”。名前に「マルチ」とある通り、木材・コンクリート・金属・断熱材・・・etc.さまざまな素材にしっかり接着できる万能タイプなんです。

🧴どんなボンド?

一般的な木工ボンドは「水性(酢酸ビニル系)」ですが、このSC-1000はウレタン樹脂系(油性タイプ)。空気中の湿気と反応して硬化する「湿気硬化型」というタイプで、一度固まるとまるでネジ止めしたようにガチッと固定されます。

そしてもう一つの特徴が1液タイプであること。主剤と硬化剤を混ぜる必要がなくコーキングガンにセットしてそのまま使えるので、プロはもちろんDIYでも扱いやすい構造になっています。

⚙️本来の用途は“床施工ボンド”

もともとは、

  • 木造の床下で束(つか)や根太(ねだ)を固定する

  • 床暖房パネルや断熱材を接着する

  • 二重床や防音フロアの組み立て
    など、床まわりの施工に使うために開発されたボンドです。

床鳴りを防いだり、床板の浮きを抑えたりと「建物を長く快適に使うための下地ボンド」という位置づけですね。

💡DIYでも使いやすい理由

プロ用とはいえ、扱いはとてもシンプル。

  • 混ぜる手間なし

  • 垂れにくく、狙った場所にしっかり出せる

  • 乾くと強力な弾性を持つ(床鳴り防止にも効果的)

  • F☆☆☆☆取得で室内でも安心して使用可能

つまり、「業務用の安心感」と「家庭用の使いやすさ」を両立したボンド。強力な接着が必要な場面なら、木工ボンドの代わりに使っても問題ありません。 


2. どんな素材に使える?万能ボンドの実力

マルチボンドSC-1000の魅力は、なんといっても使える素材の幅広さ。木材だけじゃなく、金属・コンクリート・プラスチック・断熱材・・・etc.“だいたいの材料がこれ1本でOK”という頼もしさです。

🧱使える素材の一例

素材 接着可否 ポイント
木材(合板・根太・床板など) 木工ボンドよりはるかに強力。床のきしみ・浮き防止にも。
コンクリートモルタル 下地との密着性が高く、床束や断熱材の固定に最適。
金属(鉄・銅・ステンレスなど) 束や金属ベース部の固定に使用可能。
プラスチック束(ABS・PVCなど) 束用ボンドとして定番。ズレ防止に効果大。
発泡スチロール・断熱材 熱に強く、床暖房下地にも使える。
ゴム・PE・PP・テフロン系 表面がつるつるで、密着しにくいため不向き。

ほとんどの建築資材やDIY素材に対応できるため、「とりあえずこれでいいや」と思える本物の万能タイプです。

💪 “くっつく”だけじゃない強さ

SC-1000は単に貼り付けるだけでなく、乾くと弾力を持ちながら硬く固まるのが特徴。

そのため、

  • 床束や根太のズレ防止

  • 断熱パネルや床暖房のガタつき防止

  • 鉄骨や金属プレートの固定補強など、
    「一度つけたら外れない安心感」が求められる場所でも大活躍します。

🏠 家庭でも使える万能さ

もともとはプロの床施工用ですが、「棚の補強」「木製ベンチのぐらつき補修」「金属パーツの固定」など、家庭のDIYや家具修理にもぴったり。F☆☆☆☆(フォースター)取得で室内でも安心して使えるので、「強いボンドを使いたいけど臭いや安全性が心配」という方にもおすすめです。


3. 強力なのに使いやすい!4つの特徴

「業務用ボンド」と聞くと「扱いが難しそう」「すぐ固まって失敗しそう」と思う方も多いですよね。でもマルチボンドSC-1000は、プロの現場でも家庭でも使いやすいように設計された万能タイプ。強力さと作業性のバランスが抜群なんです。

💪① とにかく接着力が強い!

一度固まるとビス止め並みの固定力を発揮。
木材・コンクリ・金属・・・etc.どんな素材でもしっかり「かみつく」ように密着します。乾くとゴムのように柔らかすぎず、金属のように硬すぎない“ちょうどいい弾性”があるため、振動や温度変化による動きにも強いです。そのため、床のきしみ・浮き防止や断熱材のズレ防止など、力がかかる箇所でも安心。「とにかく外れにくいボンド」が欲しい人にはピッタリです。

🧴② 1液タイプで混ぜる手間なし!

プロ用のウレタン系ボンドの中には、主剤と硬化剤を混ぜて使う「2液タイプ」もあります。でもSC-1000は1液湿気硬化型なので袋をガンにセットしてそのまま使えるのが便利。空気中の湿気と反応して自然に硬化していくため、「時間との勝負で焦る」「配合を間違える」といった心配がありません。DIYでも簡単にプロ品質の接着ができるのが大きな魅力です。

🧱③ 床暖房にも使える耐熱・耐水性

マルチボンドSC-1000は、高温や湿気にも強いウレタン樹脂系。床暖房の熱(60〜70℃)でも変形せず、さらに湿気が多い場所でも接着力を保ちます。つまり、床下・脱衣所・玄関まわりなど「温度差が大きく湿気の多い場所」にも安心して使えるんです。

🌿④ F☆☆☆☆取得で室内でも安心

強力な接着剤というと、どうしても“におい”や“安全性”が気になるところ。でもSC-1000はホルムアルデヒドなどの有害物質を含まないF☆☆☆☆(フォースター)認定品。揮発臭も少なく、室内施工でも安心して使えます。「家の中で使える業務用ボンド」を探している方にもおすすめです。


4. まとめ:家庭でも使えるプロ品質の1本

マルチボンドSC-1000は、木・金属・コンクリ・断熱材など・・・etc.素材を選ばず強力にくっつける万能ボンドです。しかもプロの床施工で使われるほどの高い接着力を持ちながら、1液タイプで扱いやすく、においも少ないF☆☆☆☆仕様。まさに「業務用なのに家庭でも安心して使える」ボンドです。

💬 こんな方におすすめ!

  • 家の床やフローリングの浮きを補修したい

  • 木・金属・コンクリなど、異素材をしっかり固定したい

  • DIYでも業務用レベルの強度が欲しい

  • 強いボンドを使いたいけど、室内で安心できるタイプがいい

マルチボンドSC-1000は「万能・強力・安全」の3拍子がそろった接着剤です。
DIYでも現場でも頼れる1本として、柴山金物店でもおすすめしています。実際に「どんな素材に使えるか」「施工のコツを知りたい」など、気になる点があればお気軽にご相談ください。現場経験に基づいて、最適な接着剤と使い方をお伝えします。

 

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塗るだけでピカピカ!アサヒペン「油性シルバーコート」を解説

こんにちは!

暮らしの「ちょっと困った」を解決、柴山金物店です。


鉄のサビや色あせ、「銀色でサッと塗り直したい」と
思ったことありませんか?

屋外で使っている鉄のフェンスや門扉、シャッター・・・etc.気付けばツヤがなくなったり、うっすらサビが出てきたりしますよね。「見た目をすぐキレイに戻したい」「でも塗料の種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない・・・」

そんなときに便利なのが、アサヒペンの「油性シルバーコート」です。塗るだけで銀色のツヤがよみがえり、サビの進行も抑えられるという、DIYでも使いやすい人気のペイント。

見た目はラッカースプレーのシルバーに似ていますが、塗膜が厚く屋外の鉄部にも使えるしっかりタイプなんです。この記事では「油性シルバーコートってどんな塗料?」「どんなところに使えるの?」という疑問を初心者の方にも分かりやすく解説します。


🔍目次

  1. 油性シルバーコートとは?

  2. 特徴とメリット

  3. 油性ラッカースプレーと同じ役割?

  4. まとめ:サビ防止&見た目もきれいに!


1. 油性シルバーコートとは?

「油性シルバーコート」はアサヒペンが出している銀色の油性ペイントです。ホームセンターの塗料コーナーでステンレスのような光沢がある缶を見たことがある方も多いかもしれません。この塗料は名前の通り油性タイプなので、乾くと強い塗膜ができて、屋外の鉄部にも使えるのが特徴です。

🧴どんな塗料?

「油性シルバーコート」は合成樹脂+顔料等を混ぜた銀色の塗料です。塗ると表面が銀色に輝き、まるで新品の金属のようなツヤが出ます。さらにサビ止め剤も少し配合されているので、軽度のサビならそのまま上から塗ってもサビの進行をある程度抑える効果があります。

🧰どんな場所に使える?

パッケージにもある通り、こんな場所におすすめです👇

  • フェンスや門扉

  • 鉄製のシャッター

  • パイプや農機具

  • 鉄骨・鉄製看板・外階段の手すり

つまり「鉄でできたものをキレイな銀色に戻したい」という場面ならほとんどOKです。
屋内外どちらでも使えますが特に屋外鉄部の見た目補修やリメイクにぴったりです。

💡ポイントまとめ

項目 内容
タイプ 油性(刷毛・ローラー塗り用)
銀光沢(アルミっぽいツヤ)
塗り面積 約10〜12㎡(0.7L缶)
乾燥時間 夏3〜5時間/冬6〜10時間
特徴 光沢・速乾・軽いサビ止め効果あり

つまり油性シルバーコートは「見た目のきれいさと軽い防錆を両立した銀色ペイント」です。本格的なサビ止め塗料というより、「サッと塗って見た目をリフレッシュしたい時の仕上げ塗料」として覚えておくと分かりやすいです。


2. 特徴とメリット

油性シルバーコートの魅力はなんといっても手軽に“金属らしいツヤ”を取り戻せること。ツヤ・発色・使いやすさのバランスがよく、初心者でも失敗しにくい塗料です。

① 銀色のツヤがとにかくきれい

最大の特徴は塗るだけで金属のような光沢が出ること。アルミ顔料が入っているので、塗り終わったあとに光が反射して“ピカッ”と輝きます。
鉄のフェンスや門扉・・・etc.色褪せた部分に塗るだけでまるで新品のような仕上がりになります。DIYでも「塗った瞬間に効果が見える」タイプなので達成感も抜群です。

② 屋外でも使える強い塗膜

「油性シルバーコート」は油性タイプ特有の強い塗膜を作ります。乾くとしっかり固まり雨や風、日差しにもある程度耐えるため屋外でも長持ち。水性塗料のように柔らかくならず、剥がれにくい・こすれに強いのがポイントです。塗った直後に雨が当たらなければ、屋外使用でも問題ありません。

③ 軽いサビ止め効果つき

完全な防錆塗料ではありませんが、サビ止め剤が少量入っているため軽度のサビなら上から塗るだけでも進行を抑えられます。ただしすでに広がった赤サビを完全に止める力はないため、ワイヤーブラシなどでサビを軽く落としてから塗るのがコツです。

④ 手軽に塗れて仕上がりムラが少ない

刷毛やローラー、スプレーガンなどどんな方法でも塗りやすく、塗りムラが出にくいのも魅力です。粘度がちょうど良く、液だれしにくいので初心者でも安心。乾燥時間も短いため1日で仕上げたいDIYにも向いています。

コスパが良く、広い面も塗りやすい

0.7L缶で約10〜12㎡(畳6〜7枚分)を1回塗りできるので、フェンスやシャッターなど広い面の塗装にも向いています。しかもツヤが強いため1回塗りでもしっかり見栄えがします。「まずはお試しで塗ってみたい」という人にもぴったりです。

まとめると、油性シルバーコートは

屋外の鉄をツヤツヤに見せたいけど、塗装は簡単に済ませたい
という人に最適な塗料です。


3. 油性ラッカースプレーと同じ役割?

「銀色に塗るなら、スプレーでもできるんじゃない?」と思う方も多いですよね。確かに、見た目だけなら油性ラッカースプレーのシルバーとかなり似ています。どちらも銀色の塗料で塗った瞬間にピカッと輝く仕上がりになります。ただし中身の成分や塗膜の強さ、用途の向き・不向きに違いがあります。

🧪 成分の違い

比較項目 油性ラッカースプレー(シルバー) 油性シルバーコート
主成分 樹脂+アルミ顔料 樹脂+アルミ顔料+少量の防錆剤
タイプ スプレー(吹き付け式) 刷毛・ローラー塗り(缶タイプ)
塗膜の厚さ 薄い 厚めで強度がある
防錆性能 ほぼなし 軽度のサビ止め効果あり

つまり、油性シルバーコートは「ラッカースプレーを強くした版」のような存在です。
見た目のツヤは似ていますが、塗膜がしっかりしている分屋外でも長持ちします。

🧴 使いやすさの違い

スプレーは「狭い箇所」「入り組んだ形」に向いていて、広い面積を塗るときはムラになったりツヤが不均一になりやすい傾向があります。

一方、シルバーコートは刷毛やローラーで塗れるので、
フェンス・鉄扉・シャッターなどの広い平面にムラなく仕上げられるのが強み。また塗膜が厚いぶん、ラッカーよりも長持ちしやすいです。

🪛 どちらを選ぶべき?

使用シーン おすすめ
狭い・部分的な補修 油性ラッカースプレー(シルバー)
広い面・屋外の鉄部 油性シルバーコート
本格的な防錆が必要 ローバルスプレー or ローバルシルバー

つまり、

  • 「見た目を整えたい」ならラッカー、

  • 「見た目+耐久性を求めたい」ならシルバーコート、

  • 「防錆を最優先したい」ならローバル、
    という使い分けが理想です。


4. まとめ:サビ防止&見た目もきれいに!

アサヒペンの「油性シルバーコート」は見た目の美しさと、ちょっとした防錆効果を両立できる銀色ペイントです。塗るだけで金属のようなツヤが出て、古びた鉄のフェンスや門扉も新品のようにリフレッシュ。しかも油性タイプだから屋外でも長持ちしやすいのがうれしいポイントです。

💬仕上がりを長持ちさせるコツ

  • 塗る前に軽くサビを落とす(ワイヤーブラシやペーパーでOK)

  • 厚塗りしすぎない(ムラやひび割れの原因)

  • 使用後はしっかりフタを閉めて保管

これだけでも、仕上がりがぐっときれいになります。

 

見た目を重視しながら、ちょっとした防錆対策もしたい――
そんなときに頼れるのが、アサヒペンの油性シルバーコート。どんな道具を使えばムラにならないか、どのくらい塗ればいいか迷ったら、ぜひ柴山金物店にご相談ください。
実際の塗料の仕上がりや道具選びのコツを、分かりやすくお伝えします。

 

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鉄の切り口にこれ1本!ローバルシルバー スプレーでできる簡単防錆補修

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暮らしの「ちょっと困った」を解決、柴山金物店です。


あれ?鉄パイプの切り口、気づいたらもうサビてる・・・

写真はローバルスプレー シルバーです

外構やフェンス、看板支柱、配管・・・etc.屋外で鉄を使う仕事をしていると「このカットしたばかりなのに、もう赤サビが出てきた・・・」なんてことありませんか?

実はこれ、切った部分からメッキ層がなくなってしまうことが原因です。鉄の表面を守っていた亜鉛メッキが削れてしまうとそこから雨や湿気が入り込み、ほんの数日でもサビが広がってしまいます。

そんな時に活躍するのが【ローバルスプレー】ただの“銀色スプレー”ではなく本物の亜鉛をたっぷり含んだ防錆剤で、スプレーするだけで「亜鉛めっきと同等の防錆効果」を発揮します。
つまりローバルは鉄を守るための“代用メッキ”のようなもの。鉄の代わりに亜鉛が先に酸化してくれることで、鉄そのものの腐食を防ぐ仕組みになっています。

現場では溶接部や切断面、メッキの補修などでプロ職人も愛用。そして中でも「ローバルシルバー(RS)」は、見た目もきれいに仕上がる“仕上げ用スプレー”として人気があります。この記事ではローバルスプレーの基本からローバルシルバーとの違い、そして普通のサビ止めとの比較まで初心者にも分かりやすく解説していきます。


🔍目次

  1. ローバルスプレーとは?

  2. ローバルシルバー(RS)の特徴と使いどころ

  3. 油性ラッカースプレー(シルバー)との違い

  4. まとめ:仕上げも美しく、防錆もばっちり!


1. ローバルスプレーとは?

ローバルスプレーはひと言で言うと“スプレーするだけで亜鉛めっきと同じような防錆効果を得られるスプレー” です。

通常、鉄をサビから守るためには「亜鉛メッキ」という加工を施します。
ところが現場で切断したり溶接したりすると、メッキ層が剥がれて鉄がむき出しになってしまいます。その状態で放置すればあっという間にサビが広がるのは言うまでもありません。そんな時に登場するのがローバルスプレーで、このスプレーには金属亜鉛がたっぷり(83%以上) 含まれており、塗布すると鉄の表面に「亜鉛の皮膜」が形成されます。

🔧 ローバル=“スプレーでできる亜鉛メッキ”

ローバルはただの塗料ではありません。見た目こそ銀色の塗料のようですが、仕組みはもっと本格的です。亜鉛が鉄よりも先に酸化することで、鉄の腐食を防ぐ「犠牲防食(ぎせいぼうしょく)」という原理で働きます。つまり鉄の代わりに亜鉛が“犠牲”になってサビてくれるんです。この働きによって鉄が長期間サビにくくなります。

🪛 使用できる場面の一例

  • 亜鉛メッキ鋼材の切断面・溶接部の補修

  • フェンス・鉄骨・看板支柱などの屋外鉄部の防錆

  • 車両・配管・重機などの金属部補修

  • 海沿いや工場など、湿気・塩害の多い環境の防錆

つまり「鉄がサビそうなところ」ならほぼどこでも使えるのがローバルスプレーの強みです。


2. ローバルシルバー(RS)の特徴と使いどころ

当店でも在庫し、ローバルシリーズの中でも人気が高いのが「ローバルシルバー(RS)」。一見するとローバルスプレーと同じような銀色の缶ですが、実は役割が少し違うんです。

🧴 ローバルシルバーは“仕上げ用スプレー”

ローバルシルバーは、名前のとおり銀色の仕上げ塗料タイプ。ベースとなる防錆力の高い「ローバル(灰色)」の上に塗ることで、
・見た目をよりきれいに整える
・紫外線や酸素、水分の侵入を防ぎ、さらに耐久性を高める
という2段構えの防錆効果が得られます。

つまり、ローバルが「守るための塗料」だとすれば、
ローバルシルバーは「見せるための仕上げ塗料」といえます。

⚙️ ローバルシルバーの特徴

特徴 内容
主成分 アルミ顔料入りの亜鉛リッチ塗料
仕上がり 美しい銀色(メッキのようなツヤ)
役割 ローバル塗装部の上塗り・単体使用も可
防錆力 ローバルよりは少し控えめだが、通常の塗料より強力
使用感 スプレー式でムラになりにくく、乾燥も速い

🪛 どんな場面で使うのがおすすめ?

  • メッキ鋼材の切断面や溶接部を見た目よく仕上げたい時

  • 銀色のフェンスや看板支柱の補修・色合わせ

  • ローバル塗装後のトップコート(上塗り)として

  • 屋外の鉄部や構造物で紫外線劣化を防ぎたい時

見た目を整えるだけでなく上塗りとして使うことで、雨・風・日差しからローバル層を長持ちさせることができます。ローバルシルバーは、防錆+美観の両立ができるスプレーです。普通のシルバースプレーでは防錆力が足りないけれど、灰色のローバルだと見た目がちょっと…という場面にピッタリ。現場でもDIYでも「仕上げをきれいにしたい鉄部」にはこれ1本でOKです。


3. 油性ラッカースプレー(シルバー)との違い

「銀色で仕上げるなら、普通のラッカースプレーでも同じじゃないの?」そう思う方も多いかもしれません。確かにローバルスプレーも油性ラッカースプレーも銀色で見た目はそっくり。ですが中身と性能はまったく別物です。

🧪 中身の違い:塗料と金属の差

比較項目 油性ラッカースプレー(シルバー) ローバルスプレー
主成分 樹脂+アルミ顔料(銀色の塗料) 金属亜鉛粉末(95%以上)
仕組み 塗膜で鉄を覆って空気を遮断 亜鉛が鉄を電気的に守る(犠牲防食)
防錆力 ✕(ほとんどなし) ◎(亜鉛メッキ並み)
耐久性 数ヶ月〜1年程度で劣化 数年以上持続(環境によっては10年以上)
仕上がり 光沢のある銀色(ツヤ重視) メッキのような銀灰色(実用重視)

ラッカースプレー・・・“見た目をきれいにするための塗料”であり、塗膜が薄く、紫外線や雨風で早く劣化してしまいます。

ローバルシルバー・・・金属亜鉛が鉄の代わりに酸化することでサビを防ぐ“電気的な防錆”が可能。同じ銀色でも、防錆力は桁違いです。

⚙️ 実際の使い分けイメージ

目的 おすすめ
銀色でツヤを出したいだけ 油性ラッカースプレー
鉄をしっかり防錆したい ローバルスプレー
防錆も見た目も両立したい ローバルシルバー(RS)

例えば屋外で使うフェンスや支柱を補修するなら、ラッカースプレーでは一時的にきれいになっても数ヶ月後にはまたサビが出ることが多いです。ローバルスプレーなら見た目は少しマットでも内部から鉄を守ることができます。

💡 注意点:ラッカー塗料の上からローバルを吹かない

油性ラッカースプレーは樹脂膜を作るタイプなので、上からローバルを塗ると密着不良(剥がれやムラ)を起こす場合があります。もし併用するなら先にローバル → 仕上げにローバルシルバーの順番が基本です。

🧩 まとめると…

見た目が同じ銀色でも、

  • ラッカースプレー=塗料で守る(表面保護)

  • ローバルスプレー=金属で守る(亜鉛が犠牲防食)

この構造の違いが防錆効果の差を生んでいます。屋外や雨ざらしの鉄部を長持ちさせたいならローバル系スプレーのほうが圧倒的に実用的です。


4. まとめ:仕上げも美しく、防錆もばっちり!

鉄は放っておけば必ずサビる――。
だからこそ“どう守るか”がとても大切です。ローバルスプレーはただの塗料ではなく亜鉛そのものが鉄を守る「電気的な防錆剤。溶融亜鉛メッキと同等の防錆効果をスプレー1本で再現できるのが最大の魅力です。特に屋外で使うフェンスや鉄骨、配管、看板支柱・・・etc.切断や溶接のあとにローバルを吹くだけでサビの進行をぐっと抑えられます。そして「ローバルシルバー(RS)」を仕上げに使えば、防錆性能を保ちながらめっきのような自然な銀色の美しい仕上がりに。機能性と見た目、どちらも妥協しない補修が可能になります。

🪛ローバルを選ぶポイント

用途 おすすめ製品
防錆を最優先したい ローバルスプレー(灰色)
防錆+見た目を両立したい ローバルシルバー(RS)
一時的な見た目補修のみ 油性ラッカースプレー(シルバー)

現場の環境や仕上がりの希望に合わせて使い分けることで鉄部を長持ちさせることができます。ローバルシリーズは、プロの現場でも信頼されている防錆スプレーです。溶接部・切断面・屋外の補修など、「ちょっとしたサビ」を放置せず早めに処理しておくことが、長期的に見れば一番のコスト削減につながります。もし「どのタイプを選べばいいかわからない」「実際の使い方を知りたい」などありましたら、柴山金物店にお気軽にご相談ください。現場での実際の使用事例や在庫状況をもとに、最適な製品をご案内します。

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水性スプレー・・・室内でも安心でツヤも出る万能スプレー!

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暮らしの「ちょっと困った」を解決、柴山金物店です。


「臭いが少ないスプレーって本当にしっかり塗れるの?」

スプレー塗装をしたことがある方なら、一度は感じたことがあるはずです。
「臭いが強くて室内じゃ使えない」「換気が大変」「プラスチックや発泡スチロールが溶けた」そんな“スプレー塗装あるある”を解決してくれるのが水性スプレーです。
なかでも柴山金物店で人気なのが、アサヒペンの『多用途 水性スプレー(高光沢タイプ)』

このスプレーはトルエン・キシレン含まない環境対応型で、塗装時のにおいが少なく室内でも安心して使えるのが特徴。しかも“水性”と聞くと「ツヤが出にくそう」「ムラになりそう」と思われがちですが、このスプレーは高光沢タイプでしっかりとしたツヤと発色を実現します。鉄や木材はもちろん、発泡スチロール・プラスチック・コンクリート・・・etc.幅広い素材に使える“多用途タイプ”なのもポイント。これ1本で屋内の小物塗装から屋外の補修まで幅広く対応できます。
また有機溶剤を使わないため人体への影響も少なく、「DIYをしたいけど臭いが気になる」「家の中で作業したい」という方にもぴったりです。

この記事では水性スプレーの仕組みや特徴、油性スプレーとの違い、そして実際に使って感じるメリットを柴山金物店のプロ目線でわかりやすく解説します。水性スプレーの魅力を知ることで、これまでよりもっと気軽で快適な塗装作業ができるようになります。


目次

  1. 水性スプレーとは?

  2. 油性との違い

  3. アサヒペン「多用途 水性スプレー」の特徴

  4. まとめ:室内でも安心して使える万能スプレー


1. 水性スプレーとは?

水性スプレーとは塗料の成分を「水」で溶かしたスプレーのことです。一般的なラッカースプレー(油性)が「有機溶剤(トルエンやキシレンなど)」を使っているのに対し、
水性スプレーはこれらの溶剤を使わず、水とアクリル樹脂を主成分にして作られていますそのため塗装中のにおいが少なく、人体や環境への負担が小さいのが特徴。家庭用や室内塗装、子どもの工作にも安心して使える優しいタイプのスプレー塗料です。

💧 水性スプレーの基本構造

水性スプレーの中には、以下のような成分が入っています。

成分 役割
塗料成分を分散させる溶媒
アクリル樹脂 塗膜を形成し、ツヤや耐久性を出す主成分
顔料 色を出すための成分(ウルトラマリンなど)
有機溶剤 乾燥促進、ツヤ出し、ムラ防止などの調整剤
ガス スプレー噴射用の圧縮ガス(安全性の高いものを使用)

噴射時には細かなミスト状の塗料が吹き出し、塗布後は水分が蒸発して樹脂と顔料だけが残ることで塗膜が形成されます。

🌿 環境と人にやさしい仕組み

水性スプレーの最大の魅力はトルエン・キシレンなどの有機溶剤を使っていないこと。
これにより臭いがほとんどなく、室内や換気のしにくい場所でも安心して使用できます。

柴山金物店で扱うアサヒペンの「多用途 水性スプレー」は、シックハウス症候群の原因とされる物質を含まない環境対応型塗料。小さな子どもやペットのいる家庭でも使いやすく、「人にも環境にも優しいスプレー」として人気です。

🔧 油性との最大の違いは「溶剤」と「使う場所」

油性スプレーが「強く・速く・ツヤが出る」のに対し、
水性スプレーは「においが少なく・安全で・扱いやすい」という特徴があります。

比較項目 油性スプレー 水性スプレー
主成分 有機溶剤(ラッカー系)
におい 強い(換気必須) 弱い(室内でも可)
乾燥速度 速い(5〜10分) やや遅い(30分〜数時間)
発色・ツヤ 鮮やかでツヤ強め やや控えめ、自然なツヤ
対応素材 金属・木材・屋外向け 木材・プラ・発泡スチロールなど
安全性 溶剤臭あり 人・環境にやさしい

🧰 柴山金物店のひとこと

水性スプレーは、「安全性」と「手軽さ」を両立した万能タイプです。
特に初めてスプレー塗装をする方や、臭いが苦手な方におすすめ。「臭いが少なくて塗りやすい」「子どもと一緒に使えるから助かる」そんな声を店頭でもよくいただきます。DIY初心者にも扱いやすく、発泡スチロールやプラスチックの塗装もできるため工作・模型・室内のちょっとした補修など、用途の幅がとても広いのが魅力です。


2. 油性との違い

スプレー塗料には「油性」と「水性」の2種類がありますが、見た目や使い方は似ていても性質と使いどころがまったく違います。どちらが“上”というわけではなく、用途によって向き・不向きがあるんです。ここでは油性と水性の違いを実際の現場での使い分けを交えながら説明します。

🔬 成分の違い

最も大きな違いは「塗料を溶かしている液体」です。

種類 主な溶媒 特徴
油性スプレー 有機溶剤(トルエン・キシレンなど) 乾きが早く、発色・ツヤ・耐久性が高い。においが強い。
水性スプレー においが少なく安全。乾燥に時間がかかるが、室内でも使いやすい。

油性は“ラッカー”や“エナメル”と呼ばれ、溶剤の蒸発が速いため乾きが非常に早いのが特徴。一方、水性は水分がゆっくりと蒸発するので仕上がりがやわらかく、塗膜も少ししなやかです。

🧱 使える場所・素材の違い

使用場所 おすすめの種類 理由
屋外(フェンス・鉄骨など) 油性 雨・紫外線に強く、耐久性が高い。
室内(家具・小物など) 水性 においが少なく、安全で扱いやすい。
工作・模型・子どもの製作 水性 有機溶剤不使用で安全。
工具・車・金属部品 油性 塗膜が硬く、衝撃や摩擦に強い。
プラスチック・発泡スチロール 水性 溶剤を含まないため素材を溶かさない。

つまり、仕上がりの美しさや強度を重視するなら「油性」、安全性や扱いやすさを重視するなら「水性」が正解です。


3. アサヒペン「多用途 水性スプレー」の特徴

「水性=ツヤが出ない」と思われがちですが、このスプレーはその常識を覆します。ツヤ・発色・扱いやすさ・安全性のすべてをバランス良く備えたまさに万能タイプ。初心者からプロまで幅広く使える“失敗しにくい水性スプレー”です。

🌿 1. においが少なく、室内でも安心して使える

このスプレーの一番の特徴は、トルエン・キシレンなどの有機溶剤を一切使っていないこと。そのため、従来の油性スプレーにある「ツンとくるにおい」がほとんどありません。室内の家具や棚、小物などにも安心して使え、換気が難しい場所でも作業しやすいのが魅力です。また環境対応型の塗料なので、子供と一緒の工作や、学校・施設での使用にも安全です。店頭でも「においが全然気にならない」「家の中で使えるのがうれしい」という声が多い商品です。

✨ 2. 水性なのにツヤが出る「高光沢タイプ」

アサヒペンの水性スプレーは水性でありながらラッカーのようなツヤを出せるのが特徴です。乾燥後の表面は光沢がありながらも自然なツヤ感で、上品に仕上がります。ツヤが出にくいとされる水性塗料の中でも、この「高光沢タイプ」は発色・ツヤ・ムラの少なさがトップクラス。家具・木製品・金属部品などの塗り替えでも、「水性なのにここまでツヤが出るのか!」と驚かれるほどの仕上がりです。

🧱 3. 幅広い素材に使える“多用途設計”

対応素材の広さもこのスプレーの魅力。

素材 使用可否 備考
木材・工作材 吸い込みがよく、ムラになりにくい
金属(鉄・アルミなど) サビ止め下塗り後の仕上げに最適
発泡スチロール 溶けないため模型・工作にも最適
プラスチック(ABS・塩ビなど) 表面を軽く削ると密着性UP
コンクリートモルタル 装飾やマーキングにも使える

「塗る素材を選ばない」というのは、DIY初心者にとって大きな安心ポイント。「何にでも使えるから失敗が少ない」というのが、このスプレーが支持される理由です。

⚙️ 4. ダレにくく、塗りムラが出にくい

スプレー塗装でよくある失敗が「液ダレ」や「ムラ」。ですがこのスプレーは噴射ミストが細かく均一で、初心者でもキレイな仕上がりを出しやすい構造になっています。軽く重ねて吹き付けるだけでムラが減り、「塗りすぎて垂れた」「色がまだらになった」といったトラブルが起きにくいのもポイントです。


4. まとめ:室内でも安心して使える万能スプレー

アサヒペンの「多用途 水性スプレー」は臭いが少なく・ツヤがあり・幅広い素材に使える、まさに“万能スプレー”です。水性=発色が弱い、乾きが遅いと思われがちですが、このスプレーはその常識を覆す仕上がり。しっかりツヤが出て、ムラも少なく、初心者でもきれいに塗装できます。

🌿 水性スプレーの魅力をおさらい

特徴 内容
においが少ない 室内でも安心。作業中のストレスが少ない。
ツヤが出る 水性でも高光沢タイプで美しい仕上がり。
多用途 木・金属・プラ・発泡スチロールにも対応。
扱いやすい ダレにくく、ムラが出にくいスプレー構造。
安全性が高い トルエン・キシレンなど有害物質を含まない。

🧰 柴山金物店のひとこと

水性スプレーは、「臭いが苦手」「室内で塗装したい」という方にぴったりのアイテムです。特にこのアサヒペンの多用途タイプは“水性でもしっかり塗れる”という安心感があり、プロの補修作業からお子さんとの工作まで幅広く使われています。もし「どのスプレーを選べばいいか分からない」「油性と迷っている」という方は、ぜひ柴山金物店にご相談ください。素材・用途・仕上がりの雰囲気に合わせて、最適なスプレー塗料をご案内いたします。【 臭いが少なく、きれいに仕上がる】そんな“使いやすさと美しさ”を両立したい方には、アサヒペン「多用途 水性スプレー」を強くおすすめします。

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油性ラッカースプレーのメリットとは?強くて速い仕上がりの理由

こんにちは!

暮らしの「ちょっと困った」を解決、柴山金物店です。


「油性ラッカースプレーって、何がそんなにいいの?」

DIYや塗装の現場でよく見かける「ラッカースプレー」。実はこのスプレー油性と水性で仕上がりや性能がまったく違うんです。その中でもプロが圧倒的に信頼を寄せるのが「油性ラッカースプレー」。乾きが早く、発色が良く、しかも塗膜が強い──まさに“スピードと美しさの両立”を叶える万能スプレーです。

でも「水性と何が違うの?」「どうして油性が人気なの?」そんな疑問を感じたことはありませんか?

ホームセンターでも手に入りやすく金属や木材、プラスチック・・・etc.さまざまな素材に使える油性スプレー。その“仕上がりの差”を知っておくと、DIYの完成度がぐっと変わります。この記事では、油性ラッカースプレーの特徴とメリット、そして現場で選ばれる理由を、柴山金物店の視点でわかりやすく解説します。


目次

  1. 油性ラッカースプレーとは?

  2. 油性スプレーの主なメリット

  3. プロが現場で選ぶ理由

  4. まとめ:速さと強さを両立するなら油性一択


1. 油性ラッカースプレーとは?

油性ラッカースプレーとは樹脂を有機溶剤に溶かした塗料をスプレー缶に充填したタイプの塗料です。主に「アクリルラッカー」や「ニトロセルロースラッカー」と呼ばれる樹脂が使われており、乾燥が速く・塗膜が強く・ツヤが美しいのが最大の特徴。

💡 ラッカースプレー=“溶剤で固める”塗料

水性スプレーが“水で樹脂を溶かす”のに対し、油性ラッカーは“有機溶剤(トルエンやアセトンなど)で樹脂を溶かす”タイプこの違いが、乾燥の速さ・ツヤ・強度に大きく影響します。溶剤が空気中で素早く揮発すると塗膜の中に樹脂だけが残り、これが硬くて丈夫な層を作る仕組みです。

🧱 油性ラッカースプレーが使われる主な素材

素材 相性 備考
金属(鉄・アルミなど) サビ止め下塗り後の上塗りに最適
木材 ツヤ出し・仕上げ塗装に優秀
プラスチック 硬質プラ(ABS・塩ビ)なら対応可能
コンクリートモルタル 装飾・マーキングに使われる
ゴム・布 硬化後に割れることがあるため非推奨

金属や木材、硬質プラスチックなど硬い素材への密着力が高いのが油性スプレーの特徴。屋内・屋外どちらでも使えますが特に屋外の強度を求める塗装には最適です。

🧰 柴山金物店のひとこと

油性ラッカースプレーは“仕上がりをきれいに見せたい人”や“すぐ乾かしたい人”にぴったり。金属や木材への塗装ならムラになりにくくツヤが出やすいので、DIYでもプロ級の見た目に仕上がります。一度使うと「あ、ラッカーってこういうことか!」と納得する仕上がりです。乾きの早さ・ツヤ・耐久性の3拍子を体感すると、もう水性には戻れません。


2. 油性スプレーの主なメリット

油性ラッカースプレーの最大の魅力は“速乾・強力・美しい仕上がり”の3拍子。プロが使い続けるのにはきちんとした理由があります。ここではその主なメリットを5つに分けて紹介します。

① 乾きが早く、作業効率が良い

油性スプレーは有機溶剤がすぐに揮発するため、わずか数分〜10分程度で表面が乾燥します。そのため「1回目を塗って、ちょっと休憩してから2回目を塗る」くらいのテンポで進められるのが魅力。特に現場作業や屋外での塗装では「乾くのが遅い=ホコリが付く・ムラが出る」というリスクがありますが、油性ならそれを最小限に抑えられます。

💡 速乾=キレイな仕上がりに直結します。
ムラになりにくくホコリも付きにくい。作業時間も短縮できるため、「早く仕上げたい」「すぐ次の工程に進みたい」という人にはぴったりです。

② 塗膜が硬くて強い

乾いたあとの塗膜は非常に硬く擦れや衝撃、紫外線にも強いのが油性スプレーの特長。この“硬さ”が、屋外使用や工具・金属パーツの塗装に向いている理由です。

例えば──

  • 金属パイプや鉄骨の補修

  • 自転車のフレーム塗装

  • 工具や棚の塗り替え

といった場面でもハゲにくく長持ちします。プロの現場でも「とにかく丈夫で早い仕上がりが欲しい」ときは、油性が定番です。

③ ツヤと発色が良い

油性スプレーのもう一つの魅力がツヤのある美しい仕上がり。顔料がしっかり密着して定着するため色ムラが少なく、深みのある発色になります。特に黒・赤・シルバーなどの濃色では、水性とはっきり差が出ます。またツヤありタイプなら光沢感が強く、プロの塗装に近い見た目になります。

💡 つまり──

「見た目にこだわりたい」「DIYでもプロっぽく仕上げたい」
そんな方ほど、油性ラッカーの仕上がりを気に入ります。

④ 幅広い素材に密着する

油性ラッカーは金属・木材・硬質プラスチック・・・etc.下地を選ばず使える万能タイプ。スプレーするだけで密着するため特別な下塗りが不要な場合もあります。

ただし素材によっては「プライマー(下塗り剤)」を併用することでより長持ち・より美しい仕上がりが得られます。

素材 そのままOK プライマー併用推奨
金属 ○(サビ止め兼用)
木材 ○(吸い込み防止)
プラスチック ◎(塗膜の食いつきUP)
コンクリート ○(密着力UP)

⑤ 屋外でも長持ちする耐久性

油性スプレーは水を弾く性質があるため、湿気や雨に強く屋外でも長持ち。日光・風・雨の影響を受けにくく屋外用の鉄柵・看板・外構部材などにも最適です。「外に置くから水性だとすぐ剥がれた」という相談はよくありますが、油性なら塗膜の耐候性と耐水性が段違い。しっかり乾燥させれば数年単位で美しさを保てます。


3. プロが現場で選ぶ理由

油性ラッカースプレーは、ただ“強い・速い”だけではありません。プロが現場で信頼して使うのには実際の作業に直結する理由があります。ここでは柴山金物店で職人さんや業者の方が「油性がやっぱりいい」と話すポイントをもとに、“現場で選ばれる3つの理由”を紹介します。

① 作業スピードが段違い

現場では「乾くのを待つ時間=コスト」になることが多いです。油性スプレーは10分もすれば触れる程度に乾く速乾性があるため、「塗って→別作業→戻って2回目塗装」という効率的な流れが可能です。例えばフェンスや鉄骨、看板フレームなどの補修塗装では1日で塗装→乾燥→設置まで完結できるのが大きな強み。そのスピード感がプロに選ばれる最大の理由です。

② 見た目の“仕上がり”が違う

油性スプレーは塗料の伸びがよく霧が細かく出るため、ムラになりにくいのが特徴。乾くとツヤツヤとした深みのある光沢が出るので、水性よりも断然「見た目がプロっぽく」仕上がります。現場では「小さな補修でも見た目が大事」。ちょっとした金具の塗り直しでも、ツヤと発色の良さで仕上がりの印象が全く違います。

③ 屋外での信頼性が高い

油性スプレーの塗膜は紫外線・雨・風・温度変化に強いため、屋外の過酷な環境でも長持ちします。特に鉄製の門扉・フェンス・看板フレーム・・・etc.水性ではすぐにツヤが落ちたり色あせしたりしまが、油性なら数年経ってもツヤと発色がキープされるケースが多いです。この「屋外でも安心して使える」という信頼感こそ、長年プロが油性を選び続けてきた理由です。


4. まとめ:速さと強さを両立するなら油性一択

油性ラッカースプレーは、速く乾く・強く仕上がる・見た目がきれいという三拍子がそろった塗料です。DIYでもプロの現場でも「仕上がりにこだわりたい」「すぐに使いたい」という人にとってまさに頼れる存在。

🧩 おさらい

特徴 内容
乾きが早い 5〜10分で乾燥。作業時間を短縮できる。
塗膜が強い 擦れ・衝撃・紫外線に強く、屋外にも最適。
発色が良い ツヤと深みのある美しい仕上がり。
素材を選ばない 金属・木材・プラなど、幅広く対応。
プロも愛用 現場で信頼される“即戦力のスプレー”。

💬 仕上がりを決めるのは「塗料選び」

見た目の印象を左右するのは道具ではなく“塗料そのもの”。例えば同じ色でも、油性ラッカーを使うと深みとツヤがまったく違います。一度使えば「水性との違い」がはっきり分かるはずです。

塗料のノリ、ツヤの出方、耐久性──どれを取ってもスピードと品質の両立なら油性が圧勝。これが長年プロに選ばれ続ける理由です。油性ラッカースプレーは仕上がり重視のDIYユーザーや職人さんの定番アイテム。「ちょっと塗り直したい」「補修したい」といった軽作業でも、サッと使えてすぐにきれいに仕上がるのが魅力です。

もし「どんな素材に合うか分からない」「色を選びたい」と迷ったら、ぜひ柴山金物店にご相談ください。金属・木材・プラスチックなど、素材や用途に合わせた最適なスプレー塗料をご案内します。

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ボンドG17! 最強の多用途ボンド、その実力と使い方

こんにちは!

暮らしの「ちょっと困った」を解決、柴山金物店です。


「とりあえずG17で大丈夫」って本当?

DIYでも現場でも誰もが一度は見たことがある赤と黒のチューブ──そう、それがコニシのボンドG17です。木、金属、ゴム、皮、布、プラスチック・・・etc.どんな素材でも“とりあえずG17でいける”と言われるほど、万能な接着力を誇るロングセラー商品です。

でも実際のところ、「なんでそんなに何でもくっつくの?」「他のボンドとどう違うの?」「コンクリートや発泡スチロールにも使えるの?」といった疑問を持つ方も多いはず。

この記事ではコニシ ボンドG17の特徴から使い方、注意点、他のボンドとの違いまでを現場目線で分かりやすく解説します。最後には、柴山金物店からの“プロが教えるG17の使い分け”アドバイスも紹介します!


目次

  1. ボンドG17とは?どんな接着剤?

  2. 主な用途と使える素材

  3. 強力な理由:クロロプレンゴム系の仕組み

  4. まとめ:G17は「万能ボンドの王道」


1. ボンドG17とは?どんな接着剤?

コニシのボンドG17は、発売から50年以上も愛され続けている定番の多用途接着剤。
「万能ボンド」といえばこれ!といっても過言ではないほど、プロの現場から家庭のDIYまで幅広く使われています。

パッケージにも書かれている通り、G17は

ゴム・革・金属・木材・硬質プラスチックなど、多用途対応の“強力型”接着剤。

塗って5〜10分ほど乾かしてから貼るだけで、すぐに強力な粘着力を発揮します。その使いやすさと信頼性から「とりあえずG17があれば困らない」という職人も多いです。

🔧 基本スペック

項目 内容
製品名 コニシ ボンド G17
分類 クロロプレンゴム系溶剤形接着剤
主成分 クロロプレンゴム、有機溶剤(トルエンフリータイプ)
外観 淡黄色ペースト状(乾燥後は透明〜淡褐色)
容量 チューブタイプ(20mL〜170mL)、缶タイプ(1kg〜3kg)
用途 多用途:木材・金属・ゴム・皮・布・硬質プラスチックなど
F☆☆☆☆ 健康住宅対応、4VOC対策品

💡 特徴をひとことで言うと

「何でも強力にくっつけられる速乾タイプの万能接着剤」

G17は「接着力」「作業スピード」「柔軟性」のバランスが非常に優秀です。塗って少し乾かすだけで強力な接着が得られるため、金具の取り付けや家具の補修、内装部品の固定・・・etc.“仮止めなしで即接着したい作業”に最適です。硬化後もゴムのような弾力が残るため、振動・衝撃にも強く長期的に剥がれにくいのも特徴です。

🧱 G17が支持され続ける理由

  1. 多用途に対応できる
     木、金属、ゴム、皮、布、プラスチックなど1本でほとんどの素材に対応。

  2. 柔軟な接着層
     硬くならないので振動や変形に強く、靴底や車内部品の接着にも使われます。

  3. 長期耐久性が高い
     乾燥後も劣化しにくく、屋内使用であれば長持ち。

🧰 柴山金物店の現場コメント

「ボンドG17」はまさに“万能の中の万能”。現場では「とりあえずこれで様子を見よう」という時にまず手に取る1本です。木材、ゴム、鉄板、布──すべてにある程度対応できる上、仮止め不要で即効性があるため作業時間を短縮できるのも大きな利点。ただし溶剤系なので屋内で使う際は必ず換気をすること。強力な接着力の裏には、乾燥時の揮発成分があります。


2. 主な用途と使える素材

ボンドG17の最大の魅力は「これ1本でいろんな素材をくっつけられる」こと。名前の通り“多用途型”の接着剤で、木・金属・ゴム・皮・布・プラスチックなど、一般的な素材のほとんどに対応します。現場でも家庭でも「とりあえずG17でいけるかも」という万能さが人気の理由です。

🔩 主な用途

使用シーン 内容
金属の固定 金具・プレート・金属パーツの貼り付け
木工・家具補修 椅子や机、木箱などの修理や接着
ゴム部品の補修 靴底・パッキン・ホース類などの接着
自動車・バイク関連 内装パネル、モール、ゴム部品の固定
皮製品の補修 鞄・ベルト・革靴の接着補修
布・フェルト類の工作 模型製作やクラフト用途
プラスチック部品の固定 硬質塩ビ・ABS・アクリルなど(※一部除く)

このように、木工・金属・ゴム・布・皮などの異素材同士も問題なく密着します。
まさに「一家に1本あれば安心」な万能ボンドです。

🧱 対応素材一覧

素材分類 対応可否 備考
木材・合板 強力に接着可能
金属(鉄・アルミなど) サビや油分を取るとさらに強力
ゴム(天然・合成) 弾性が残るので靴底などに最適
皮・布 手芸や補修にも便利
硬質プラスチック ABS、硬質塩ビ、アクリルなどに使用可
紙・コルク 速乾で工作にも使いやすい
石材・陶器 小面積であれば可(構造接着は不可)
発泡スチロール × 溶剤で溶けるため使用不可
ポリエチレン・ポリプロピレン × 密着しない素材。専用プライマーが必要

💡 G17が特に得意な素材

  1. ゴム系素材(靴底・ホース・パッキン)
     柔軟な接着層で、動きのある部材でも剥がれにくい。

  2. 金属と木材の組み合わせ
     異素材同士でもしっかり食いつく。仮止めなしで即固定できる。

  3. 内装パーツの補修・固定
     車・バイクの内張り、モール、トリム類などの接着にも人気。

  4. 布・皮・ゴムを扱う補修や工作
     乾燥が早く、貼り合わせ後すぐ使えるので手芸・模型用途にも便利。

🚫 不向きな素材・用途

G17は溶剤系のため、以下の素材には注意が必要です。

  • 発泡スチロール → 溶剤で溶ける

  • ポリプロピレン・ポリエチレン → 表面が滑って密着しない

  • シリコーンゴム・フッ素樹脂 → 接着不可

  • 水回りの常時濡れる場所 → 防水ではないため剥がれる


3. 強力な理由 ― クロロプレンゴム系の仕組み

ボンドG17が「万能ボンドの定番」と呼ばれる理由は、その中身──つまり“クロロプレンゴム系”という接着成分にあります。このクロロプレンゴム(別名:ネオプレン)はもともと工業用接着剤やタイヤの補修材にも使われている素材で、弾性・強度・耐久性のバランスが非常に高いのが特徴です。

🔬 クロロプレンゴムとは?

クロロプレンゴムはゴムの一種でありながら、乾燥すると“ゴムのように柔らかく、プラスチックのように強い”性質を持ちます。ボンドG17ではこのゴムを有機溶剤に溶かした状態でチューブに入れ、塗布後に溶剤が揮発してゴム成分だけが残る──この“残ったゴム層”が接着力の正体です。つまり溶剤が乾く=ゴムが固まる=素材をくっつけるという仕組み。乾燥後の接着層はしなやかで、少しの衝撃やたわみにも耐えられます。

⚙️ クロロプレン系が「強くてズレない」理由

普通の木工ボンド(酢酸ビニル系)とは違い、G17は「塗ってすぐ貼る」のではなく一度乾かしてから圧着するのが基本です。

なぜなら──

  1. 乾かすことで溶剤が抜け、表面がベタつく状態になる

  2. このベタベタ同士を圧着すると瞬時に“分子同士が絡み合う”

  3. 結果、貼った瞬間からズレないほどの初期接着力が発生する

この「一度乾かしてから貼る」工程によって、G17は仮押さえ不要で貼った瞬間にピタッと固定できるのです。

💪 接着層が「柔らかくて強い」

乾燥後のG17は硬化してもゴムのような弾性を保ちます。この性質が他の接着剤にはない“耐久性の高さ”を生んでいます。

  • 硬化してもパリパリ割れない

  • 衝撃や振動に強い

  • 素材が動いても剥がれにくい

そのため靴底・車内パーツ・ゴムホースなど動きのある部材や振動する場所にも最適です。

🔥 熱や振動にも強い理由

クロロプレンゴムは熱や振動に対しても安定した構造を保ちます。金属やゴムなど熱膨張の違う素材を組み合わせても接着層がしなやかに追従してくれるため、長期間のズレや剥がれを防止できます。また、−20℃〜80℃程度までの温度変化なら問題なく耐えられるため、室内はもちろん車やバイクなどのパーツ接着にも使われています。

🧰 柴山金物店のひとこと

G17の“強さ”は単なる粘着力の話ではありません。本当の強さは「固くないのに剥がれない」というゴム系特有の弾性力にあります。職人さんでも木工用ボンドのように「塗ってすぐ貼る」とうまくいかないことが多いですが、正しく乾かしてから貼るとまるで溶接したようにピタッと密着します。この“弾性のある接着”が、G17が何十年も定番であり続ける理由です。


4. まとめ:G17は万能ボンドの王道

「ボンドG17って、結局どんなボンド?」──その答えはシンプル。

“どんな素材にも強力にくっつく、多用途ボンドの王様” です。

木、金属、ゴム、皮、布、プラスチックなど、ありとあらゆる素材をこれ1本で接着できる汎用性。しかも速乾・強力・柔軟という三拍子がそろっているのが、半世紀以上に渡って支持されてきた理由です。

🔧 G17のポイントおさらい

特徴 内容
分類 クロロプレンゴム系溶剤形接着剤
対応素材 木材・金属・ゴム・皮・布・硬質プラスチックなど
接着タイプ 両面塗布・圧着式(速乾タイプ)
強み 初期接着力が高く、仮止め不要
特徴 弾性があり、振動・衝撃にも強い
不向き素材 発泡スチロール・PP・PE・シリコーンなど

「貼ってすぐ強い」「どんな素材にも対応」「作業が早い」──
これらの条件をすべて満たす接着剤は、今もなおG17が代表格です。

🧰 柴山金物店からのアドバイス

ボンド選びに迷ったらまずG17。どんな素材でも試せる「万能型」でありながら、
きちんと下地を整え乾かしてから貼ればプロ顔負けの仕上がりになります。ただし、コンクリートや重い素材など、構造的な接着が必要な場合はK10やK120の出番。素材の種類と目的に応じて使い分ければ、失敗知らずです。

「木も鉄もゴムも、とにかく何でもくっつけたい」──そんな時の1本がG17。ボンドの違いで迷ったら、ぜひ柴山金物店にご相談ください。実際の素材を見ながら、最適なボンド選びと使い方をアドバイスいたします。

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ボンドK10とは?木材とコンクリートをしっかりつなぐ万能接着剤

こんにちは!

暮らしの「ちょっと困った」を解決、柴山金物店です。


「木をコンクリートにくっつけたい・・・」
でも、どのボンドが正解?

DIYやリフォームで意外と多いのが「木の板をコンクリート壁に貼りたい」や「巾木や下地をブロックに固定したい」といった場面。ところが普通の木工用ボンドや速乾ボンドではうまく接着できないことが多いんです。乾いてもすぐ剥がれたり、そもそも貼り付かない・・・。

そんなときに活躍するのが、コニシの『ボンドK10』。
パッケージにも「コンクリート・木材用」と書かれている通り、このK10は異素材である木とコンクリートをしっかり密着させるために開発された万能接着剤です。水性ボンドのように扱いやすく乾くと強力。現場の職人はもちろん、DIYユーザーにも人気の高い定番商品なんです。

この記事では「K10と木工ボンドはどう違うの?」「どんな場面で使えるの?」という疑問にお答えしながら、K10の特徴・使い方・注意点を分かりやすく解説します。


目次

  1. ボンドK10とは?どんな接着剤?

  2. 主な用途と使える素材

  3. 木とコンクリートがくっつく理由

  4. まとめ:木材とコンクリートをつなぐならK10がベスト


1. ボンドK10とは?どんな接着剤?

コニシのボンドK10は建築や内装の現場で長く使われている「コンクリートモルタルと木材をしっかりくっつける」ための万能ボンドです。パッケージにははっきりと「コンクリート・木材用」と書かれており、異素材同士でも安定して接着できることから大工さんやリフォーム業者はもちろんDIY愛好家にも根強い人気があります。

🔧 成分とタイプ

項目 内容
製品名 コニシ ボンド K10
主成分 酢酸ビニル樹脂系溶剤形接着剤
外観 灰色ペースト状
タイプ 一液タイプ
主な特徴 木材・モルタル・コンクリートなどの異素材接着に対応

水性ボンド(いわゆる木工用ボンド)は「水で薄めた酢酸ビニル樹脂」ですが、K10は溶剤で樹脂を溶かした“溶剤系”タイプ。これにより、より硬くて密着性の高い接着層を作ることができます。

🧱 K120との違い

「K10とK120、どっちが強いの?」という質問をよくいただきます。

結論から言うとK120はより強力で“硬質素材向け”
K10は扱いやすく“内装・木材施工向け”の位置づけです。

比較項目 ボンドK10 ボンドK120
主な用途 コンクリート+木材などの軽施工 コンクリート+金属などの重施工
接着力 中〜高
弾性 やや柔軟(内装向き) 硬くて強力(外装・構造向き)
作業性 扱いやすい・速乾 におい強め・硬化に時間が必要
向き 室内・リフォーム作業 屋外・設備・金物工事

つまり、K10は「手軽に使える現場用」・K120は「本格的なプロ用」
強度よりも作業性を重視したい場合や、軽量部材の接着にはK10が向いています。

🧰 柴山金物店の現場視点

実際にK10を使う場面はかなり多く、例えば以下のような用途で選ばれています👇

  • コンクリート壁に巾木や木枠を取り付ける

  • モルタル下地に下地木材を固定する

  • ブロックやボードに軽量部材を仮止めする

K10の魅力は、何よりも「塗って貼るだけ」という手軽さ。専用プライマーや混合剤も不要でチューブから出してすぐ使えるため、DIYや現場補修でも活躍しています。


2. 主な用途と使える素材

ボンドK10はパッケージにある通り「コンクリート・木材用」として開発された接着剤です。つまり吸い込みのある木材と、吸い込みがほとんどない硬質素材(コンクリートモルタル)の両方にバランスよく対応できます。これが他のボンドとの最大の違いであり、“異素材をつなぐ”ための万能ボンドといえます。

🧱 主な用途

使用シーン 具体例
木材をコンクリートに固定 巾木、胴縁、下地材の取り付け
木材をモルタル・ブロックに貼る 内装リフォームや間仕切り補強
ボード・合板を下地に固定 壁下地、造作パネル、棚板など
木材どうしの接着 小規模な木工・造作作業にも対応
内装部材の補修や仮止め 建具や框の固定、部分補修など

DIYからリフォーム現場まで、「下地が硬い素材」+「木材部材」という組み合わせならほぼ対応できます。

🔩 対応素材一覧

K10は内装用の中強度タイプなので重量のある金属や大型建材を支えるような接着には向きません。逆に「木枠・モール・巾木・化粧板」などの軽量部材の施工では抜群の使いやすさを発揮します。


3. 木とコンクリートがくっつく理由

木とコンクリート──この2つの素材、見た目も性質もまったく違いますよね。木は軽くて吸水性があり、柔らかい。一方コンクリートは硬くて冷たく、水分を弾く性質があります。そんな“真逆の素材”をしっかり密着させられるのが、ボンドK10のすごいところです。では、なぜK10は木とコンクリートをくっつけることができるのでしょうか?

🔬 秘密は「酢酸ビニル樹脂」と「溶剤」の組み合わせ

K10の主成分である酢酸ビニル樹脂(通称:酢ビ)は、乾くと固くなるプラスチック樹脂の一種です。これを有機溶剤に溶かした状態でチューブに入れてあるのがK10。
塗布すると溶剤がすぐに揮発して、酢ビ樹脂だけが残り、その樹脂が「接着層」として固まります。つまりK10は「乾く=固まる=接着する」仕組み。この過程で木の表面には染み込み、コンクリートの微細な凹凸には入り込むため、両方の素材を“機械的に噛み合わせて”密着させているのです。

⚙️ 木の「吸い込み」とコンクリートの「凹凸」がカギ

ボンドが木材の繊維に染み込んで、乾くとそのまま樹脂が固まり素材の内部に食い込むように密着します。コンクリート側は一見ツルツルしていますが、実際には表面に目に見えないレベルの小さな凹凸が存在します。K10はこの凹凸に入り込み、乾くと硬い樹脂が“くさび”のように固まるため非常に強い接着力を発揮します。

🧱 溶剤系ならではの「密着力の強さ」

水性ボンドではコンクリートに染み込みにくく、乾燥しても表面でポロッと剥がれることがあります。
K10は溶剤タイプのため、表面の微細な油分や粉塵をある程度溶かし込みながら密着。
乾燥後は強固で硬い“樹脂膜”を作るので外力や振動にも耐えやすいのが特徴です。さらに、溶剤が速く揮発することで初期接着力(貼ってすぐの粘着力)も高く、施工中にズレたり垂れたりしにくいというメリットもあります。

💡 K10が選ばれる理由は「ちょうどいい強さ」

K10はK120ほど硬くはありませんが乾燥後も少し弾性を残しているため、木材の膨張・収縮にも追従できるんです。

  • 硬すぎず柔らかすぎない

  • 固まるのが早く作業性が良い

  • コンクリート・木材どちらにも密着する

この“バランスの良さ”こそ現場で支持されている理由です。

🪚 柴山金物店のひとこと

実際の現場でもK10は「木の巾木をコンクリートの土間に貼る」「モルタル壁に木枠をつける」といったときに大活躍します。エポキシのように強すぎず、施工が簡単。「仮止め感覚で貼ったけど、思った以上に強い」と驚かれるお客様も多いです。木とコンクリートどちらの性質にも寄り添って密着できる、それがK10が“万能接着剤”と呼ばれる理由です。


4. まとめ:木とコンクリートをつなぐならK10がベスト!

「木をコンクリートにくっつけたい」──
そんなときつい木工ボンドや速乾ボンドを選びがちですが、実はそれでは素材の違いに対応できず、すぐ剥がれてしまうこともあります。そこで頼りになるのが、コニシ ボンドK10。コンクリートモルタル・木材など、吸水性も硬さもまったく違う素材を、しっかり“つなぐ力”を持った万能ボンドです。

🔧 K10のポイントおさらい

特徴 内容
対応素材 木材・コンクリートモルタル・ボード類
主成分 酢酸ビニル樹脂(溶剤系)
タイプ 一液型
特徴 初期接着力が強く、ズレにくい
向いている作業 内装リフォーム・巾木や下地材の固定など

K10は「手軽に使えて、思った以上に強力」なのが魅力。プロの現場でも、木工用ボンドでは心配だけどK120ほどの強度はいらない──そんな“ちょうどいい場面”で抜群の使いやすさを発揮します。

💡 こんな人におすすめ!

  • コンクリート壁に木を貼りたい人

  • 巾木・モールなど軽量部材を固定したい人

  • エポキシは面倒だけど強い接着がほしい人

  • 室内で使う、においの少ないボンドを探している人

DIYもリフォームでも、K10が1本あると対応できる範囲がぐっと広がります。

🧰 柴山金物店からのアドバイス

ボンド選びは“素材の組み合わせ”で決まります。木材・コンクリート・金属・プラスチック・・・etc.それぞれに合うボンドを選ぶだけで、作業の仕上がりも耐久性もまるで違うんです。柴山金物店では、K10とK120を実際に手に取って比較しながら選べます。
「コンクリートに棚を付けたい」「木枠を壁に貼りたい」など、現場やDIY内容をお伺いすれば、最適なボンドの種類や使い方を丁寧にご案内します。

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🏠【店舗情報】

店名:株式会社 柴山金物店(しばやまかなものてん)  
住所:〒329-2161
   栃木県矢板市扇町1-6-2  (https://maps.app.goo.gl/JqnLSVZUwNEYoTe46)  
電話:0287-43-5453  
 FAX:0287-43-3006  
営業時間:月〜金 7:00〜18:00/土 7:00〜17:00  
定休日:日曜・祝日  
ブログ:[柴山金物店のブログ](https://shibayama.hatenadiary.com/)

🅿 駐車場あり/一般のお客様・DIY初心者の方も大歓迎!

🔧 プロの職人さん向けの専門工具から、DIY・日曜大工用品まで幅広く取り扱っています。お気軽にお立ち寄りください!

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