塩ビ管の代表格「VP管」と「VU管」何が違う?プロ目線で解説

こんにちは!

暮らしの「ちょっと困った」を解決、柴山金物店です。


塩ビ管といえば、ホームセンターや現場でよく見かけるグレー色のパイプが代表的です。その中でも特によく目にするのがVP管とVU管。どちらも見た目は似ており、同じ塩ビ管の仲間ですが実は用途も肉厚も規格も違うんです。

「どちらを選べばいいのか分からない…」
「見た目はほとんど同じなのに何が違うの?」
現場経験がある方でも、普段どちらかしか使わない場合は意外と迷うことがあります。

この記事ではVP管とVU管の用途・肉厚・規格の違いを分かりやすく解説し、どういう場面でどちらを選ぶべきかまでしっかりまとめました。
すでに塩ビ管を扱ったことがある方でも、選定時に迷わない参考にしてください。


目次

  1. VP管とは?(特徴・用途)

  2. VU管とは?(特徴・用途)

  3. VP管とVU管の違いを比較

  4. 選び方のポイント

  5. まとめ


1.VP管とは?(特徴・用途)

VP管は硬質塩化ビニル管の一種で、水道や電気配線の保護管として広く使われています。一般的に「給水用塩ビ管」として知られており強度と耐圧性に優れています。

特徴

  • 肉厚がある
    VU管に比べて管の壁が厚く、圧力に強い構造になっています。

  • 耐圧性に優れている
    給水・給湯など水圧がかかる用途にも対応できる強度があります。

  • サイズ規格
    JIS規格で外径が決まっており、専用の継手も同規格で用意されています。


  • 標準色はグレー。耐候性があり屋外使用にも適しています。

用途

  • 家庭・施設の給水管(ポンプから蛇口まで)

  • 電線管(屋外のケーブル保護)

  • 空調・給湯配管

  • 農業用水など、軽圧用途

まとめ

VP管は「圧力がかかる用途に強いパイプ」です。
給水配管や電線管に使われることが多く、現場では耐圧管=VP管と認識されているケースも多いでしょう。


2.VU管とは?(特徴・用途)

VU管は排水用塩化ビニル管の一種で、水圧のかからない排水や通気専用に設計されています。見た目はVP管と似ていますが、肉厚や耐圧性能が異なるため用途も異なります。

特徴

  • 肉厚が薄い
    VP管と比べて管の壁が薄く、その分軽量で加工しやすいのが特徴です。

  • 耐圧性は低い
    圧力がかかる用途には向いていません。

  • コストが安い
    同じサイズでもVP管より安価で、コスト重視の配管に選ばれます。

  • サイズ規格
    VP管とは異なるJIS規格(VU管専用の継手)になっています。


  • 標準色は同じくグレー。

用途

  • 家庭の排水管(キッチン・浴室・トイレなど)

  • 雨水・雑排水の配管

  • 通気管や排水系統の補助管

まとめ

VU管は「圧力のかからない排水・通気専用パイプ」です。
軽くて加工しやすい反面、耐圧性が低いため給水用途や圧力がかかる場面では使用できません。


3.VP管とVU管の違いを比較

VP管とVU管はどちらも塩ビ製のグレー色パイプで、一見すると同じように見えます。しかし用途や肉厚、耐圧性能、価格・・・etc.明確な違いがあります。ここでは、それぞれの特徴を分かりやすくまとめました。

比較表

項目 VP管(耐圧用) VU管(排水用)
肉厚 厚い(耐圧性が高い) 薄い(軽量・加工しやすい)
耐圧性能 給水・給湯など圧力がかかる用途可 圧力不可(排水・通気専用)
重量 重め 軽め
価格 高め 安め
継手規格 VP管&VU管兼用 VU管専用
主な用途 給水配管・電線管・軽圧用途 排水配管・雨水管・通気管

選定時の注意点

  • 耐圧が必要な場面(ポンプライン・給水など)でVU管を使うのはNG

  • コストや作業性重視ならVU管、耐圧・強度重視ならVP管

この違いを押さえておけば、現場やDIYでパイプ選びに迷うことがなくなります


4.選び方のポイント

VP管とVU管は同じ塩ビ管でも使う場所と目的によって選び方が変わります。誤って選ぶと接続できなかったり、強度不足で破損したりすることがあるため、以下のポイントを押さえておきましょう。

1.圧力がかかるならVP管

  • ポンプラインや給水管など、内部に水圧がかかる用途ではVP管を選びます。

  • VP管は肉厚で耐圧性が高く、軽圧用途なら十分対応可能です。

2.圧力がかからない排水ならVU管

  • トイレやキッチン、浴室の排水管など重力で流れるだけの水にはVU管でOK。

  • 軽くて加工しやすく、コストも抑えられます。

3.価格差を理解する

  • VP管は肉厚な分、価格も高めです。

  • 排水用途にVP管を使うのはコストの無駄になることもあります。

4.長期使用とメンテナンス

  • 屋外配管で物理的な衝撃が多い場所や、交換頻度が少ない重要配管ならVP管を選ぶのも一つの判断です。


5.まとめ

VP管とVU管は同じ塩ビ管に分類されますが、用途や規格が明確に異なるパイプです。

  • VP管→肉厚で耐圧性があり、給水や電線保護など圧力がかかる用途に適している

  • VU管→肉薄で軽量、加工しやすく排水や通気専用として使われる

選び方の基本

  • 水圧がかかる場合VP管

  • 重力排水や通気用途VU管

現場でよくあるトラブルのひとつが「継手が合わない」というもの。見た目が似ているために間違えやすいですが、規格の違いを理解しておけば迷いません。コストと強度のバランスを考えて、用途に合った管を選ぶことが大切です。

「VP管とVU管どっちを選べばいいの?」「継手の規格がよく分からない」
そんなときは、ぜひ柴山金物店にご相談ください。用途をお聞きし最適な管・継手選びをサポートします。

 

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